生前予約の前に家族との意思の疎通を欠かさず

生前予約の前に家族との意思の疎通を欠かさず

葬儀社への事前予約や生前予約をする人は増えているようです。私自身もそうですが、相当の数の葬儀に関する啓発本が出ていますので、消費者の側にも知識が増えています。亡くなった後の混乱で家族に迷惑をかけないようにという思いから、自分で相当にその後の処理を決めておく人もいるようです。

 

エンバーマーの橋爪さんによると、残される家族と事前の打ち合わせをしていなかったために、手付金などを払い込んでいたのに、それが全然知らされていず、遺族は別に葬式を営んでしまった。事前の手付金は帰ってこなかった。という残念なケースもあったようです。(遺族の心のケアを考えた葬儀社の選び方

 

お葬式に限らずですが、故人と遺族の(亡くなる前ですよ、もちろん・・笑)意思の疎通が非常に重要なわけです。現役の葬儀社は、まさにこういう問題に今、取り組んでいるようです。

 

家族間で意思の疎通は大事

 

「家族間で意思の疎通が充分でない場合にも、葬儀の仕様・規模などが変更になるのはよくある話です。本人から「生前予約・事前相談」を承っていて、亡くなってから喪主の息子さんに会うと、「え〜おやじそんなこと言っていたの」と言われ、息子さんの事情を伺って、見積のやり直しになったという例も少なくありません。経済状況、人間関係など、さまざまな要素が時間と共に変化しています。生前の葬儀を組み立てて、家族の負担を軽減したいという思いやりはとても大切ですが、その内容を家族に伝えたり、そのときに事情によって葬儀の内容を変更してよいと選択の幅を許容するひと言を添えることも大切だと思っています。」

 

「私の父は腎不全で8年間透析をしていて59歳で亡くなりましたが・・・結局のところ「お前に任せたから、大丈夫だ。メシ(会葬者に振る舞う食事)だけは足りなくならないように、多めにな」というのが親父の要望でした。・・・自分で自分の葬儀ができるわけではないのですから、手配してくれる人を、常識があり現実に合わせて柔軟に対応できる人格に育てていくことのほうがはるかに現実的でしょう。信頼に足る人がいて、葬儀の心配を自分でしなくてすめば年寄りは安心して生きていられるのだと思います。」(P22)


著者のお父さん(二代目)は人工透析の末に亡くなったようですが、自らも葬儀屋ですのでどこまでも細かく葬儀を指定できたにもかかわらず、ほとんど生前の指示を出したりしなかったようです。むしろ、三代目に任せました。それだけ、自分の子どもと意思の疎通ができていたので、心配のなかったと言う意味でしょう。良い親子関係があったことも見て取れます。

 

お葬式に関しては、自分ですべて決定してしまうより大事なことがあります。家族とのコミュニケーションです。実際のところ、どれだけ計画しても、自分はそこにいません。家族がすべてのことをしなければならないのです。中途半端な指示書があるおかげで、無用の苦労をかけてしまうこともあるというのを知っておかねばなりません。

 

そのためには「終活」について家族と頻繁に会話をすることが大事でしょう。(家族と考えを共有する

 


SAKURAKO. / MIKI Yoshihito (´・ω・)

 

人は一人では生きられないものです。社会や家族と密接に関係をもって生きています。そして、一人では死ねません(社会的な意味で)。人生の最後においても、良いコミュニケーションが欠かせないわけですね。

 

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葬儀屋さんと生前打ち合わせをしてみました。



 

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