格安広告の葬儀社に注意

格安広告の葬儀社に注意

このページは下記書評の一部です。
ザ・葬儀のコツ まちの葬儀屋三代目が書いたそのとき失敗しない方法

 

インターネットで葬儀屋さんのサイトもたくさん見ることができるようになりました。いざ見積もりをとろうとすると、キャッチーな値段を載せたサイトがあり、大いに悩むことになります。以前もお話したことがありますが、私は「5万円でお葬式!」という広告も見かけたことがあります。

 

格安の葬儀広告を見るときは、注意しなければならない点があります。著者は、3つの注意点をあげていますが、そのひとつをご紹介します。

 

格安広告で釣る葬儀屋さん

 

「昔ながらと言ってはなんですが「格安葬儀」でお客さんを釣り、実際には通常程度か、相場より高い金額で葬儀を施工する業者がいまだにいます。たとえば、人数の少ない葬儀と一般の葬儀(100人規模の会葬者)の金額を比較して安さを印象づける広告を打っています。しかし、それは軽自動車と普通乗用車を比べて軽自動車が安いと主張しているようなもので、比較でもないし、実際はお買い得でもありません。

 

たとえば、インターネットでよく見られるのは「葬儀平均費用は○○円、当社ではなんと□□円!」というやつです。葬儀の平均費用は、60〜100人程度の会葬人数、比べるプランは親族10人だけのお葬式。実際には比較でも何でもないものです。」(P41)


 

つまり比べる対象が違うのに値段を比較するということです。本書で繰り返し述べられているように、葬式の値段は、会葬者次第です。それ次第で桁が一桁変わります。(一般的な葬式の費用はどのように決まるのか

 

会葬者の数が違えば、見積もり自体できないはずです。通夜や告別式も行う普通の葬儀を考える場合に、最初から、大々的に金額を謳うというのはそれ自体怪しい証拠かもしれませんね。(このサイトで扱っているように「直葬」のみなら、その限りではありませんが)

 

とくにパッケージになっている商品、サービスを見る際には要注意です。安くするために、何らかの仕掛けがあります。本当は欠かせないサービスを抜いてしまい、オプションにしておいて、後から後から請求するということもあります。素人目には、なかなか真偽が見抜けません。

 

やはり、これを亡くなった当日にこなすのは無理ですから、十分余裕をもって、さまざまな葬儀屋さんの見積もりを比較する心の余裕が無ければならないでしょう。

 

複数の葬儀社の見積もりを読む方法

どの書籍でも触れられる点ですが、葬儀社の見積もりをとるのは「鉄板」です。可能であれば、複数の見積もりを比較するのが正しい方法です。とはいえ、見積を読むのも簡単ではないそうです。プロの目からみても。

 

見積の意味しているところがわからない

 

「総じて金額の明細形式は葬儀社や互助会ごとに違います。その形式の違いによっては、私が他社の見積もりを見ても、その見積の意味しているところがわからないことがあります。概して大手互助会の見積は、私たち専門業者でも読み解けません。見積もりを見ると・・・見たこともない明細項目があったり、割引が入っていたり、普通はとらないだろうという項目に金額がついていたりと非常に不鮮明なのです。意識的にわかりにくくしているのだろうかとも思われます。」(P44)


私も叔父の葬式の際に、大手葬儀社の見積書を見ましたが、どれをカットし、どこを必要なものとするか、簡単に指示しようと思ったのですが、まったく何が書いているか分からなかった記憶があります。見積の読み方に関しても、プロのアドバイスがあります。

 

それは、「総額表示」を確かめることです。

 

見積は「総額表示」を確かめる

 

「葬儀の見積もりの比較はとても簡単です。「どこでやるか(場所)と人数規模(親族と一般会葬者)」の条件を決めたら、「お布施と名札のついた籠入りの生花以外は全部入れた」見積もりを作ってもらうことです。」(P42)

 

「・・・お客様の名前で互助会の担当者に電話をして「結局全部でいくらですか?」と確認しています。私たち専門業者でもこの「総額表示」という方法で実際の金額を確かめています。簡単な方法ですが、みなさんにもプロがやるのと同じ方法をお勧めします。総額表示というのは、お布施とお供え物以外でかかる金額全部ということです。」(P44)


「結局、全部で」というのが、お布施と供え物以外の金額(総額表示)、これを覚えておけば、交渉の際に、頭がごちゃごちゃになってしまうことが無いでしょう。経験に基づいた著者のアドバイスは本当に助けになります。

 

儀式(セレモニー)が無ければ見積は簡単

このサイトでは、直葬を勧めています。セレモニー部分(通夜・告別式)が無ければ、見積書も非常に簡易なものです。実際に私が見積もりをしてもらった項目も、公開していますが、素人目にも、また、それぞれの単価も明らかです。(火葬式(直葬)見積もり

 

お葬式は、儀式があるからこそ、複雑だし、高くなるのだなと感じます。そして、その部分に葬儀社の思惑が入り込むことがありますから、最初から、儀式部分はやらないよ!て決めてしまうのが一番、良いのではないかと、いよいよ感じているところです。

 

あわせて読みたい

 

 

 

葬儀屋さんと生前打ち合わせをしてみました。



 

これは、私の考えですが、葬式は儀礼を一切取り去り、
出来る限り「シンプル」にしたいと思っています。
私が実際に打ち合わせ、生前見積もりをした葬儀屋さんを
ご紹介いたします。メールのみでのやりとりも可能です。




直葬・火葬式可能なシンプルなお葬式プランが安い(資料請求)



スポンサードリンク

関連ページ

一般的な葬式の費用はどのように決まるのか
一般的な葬式(通夜・告別式)の費用はどのように決まるのか、まちの葬儀社の三代目が詳しく見積もりを教えてくれます。
病院付き葬儀社はどうしても高くなる
まちの葬儀屋三代目が述べるには、病院付きの葬儀社はどうしても高くなってしまうのだそうです。人件費などを考えると当然かもしれませんね。
「家族葬」の意味するものを知っておこう
家族葬がいわゆるブームですが、実際にはどんな葬式形態なのかを明確にイメージしておかないと、単に「貧相」な「グレードの低い」お葬式パッケージを買うことになりかねません。
生前予約の前に家族との意思の疎通を欠かさず
生前予約や事前相談が増えているそうですが、家族との意思の疎通をとらなければせっかくの努力が無駄になってしまいますので注意しなければなりませんね。