【書評】冠婚葬祭でモメる100の理由(島田 裕巳)

葬儀社からの見積もり書の読み方

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【書評】冠婚葬祭でモメる100の理由(島田 裕巳)

 

葬儀社に事前見積、生前見積をすることは一般的になっています。

 

不明瞭な葬儀社の対応に、不満を持つ人が多くなっており、葬儀不要論も多く見られるようになっています。私もこのサイトで実際に行ってみたように、見積をとり、その金額を明示しています。私がとった見積は金額がはっきり明示されていましたし、何の問題もなかったようですが、いざ、事前見積をしても、いまいち総額が分からないという悩みを抱える人は少なくないようです。

 

葬儀社からの見積の読み方

 

「葬儀の見積書をもらったのですが、見方がわかりません。「数量」の項目が「一式」となっていたり、飲み物の項目が「概算」になっていたり、火葬場控室が加算されていたりと、不明瞭な気もします。項目と内容と適正価格の見方について教えてください。」(P102)

 

「葬儀費用で難しいのは、支払先が1つにまとまっておらず、また、参列者の数によってかかる費用が変わる部分があることです。葬儀に使われる祭壇や生花、遺体の腐敗を防ぐドライアイス、会葬礼状、司会などの費用は葬儀社に支払うわけですが、通夜の時の飲食費は仕出しの業者などに頼むので、支払先が変わります。また導師として僧侶を呼べば、それとは別に布施をする必要が出てきます。飲食やお寺関係の費用は、葬儀社に支払うものの中には含まれません。」(P102-103)


 

葬儀にかかる費用は3つに大別されます。

 

これは私の分け方ですが、

  1. 火葬するための事務的費用
  2. 告別式・通夜などの儀式費用
  3. 僧侶への布施などの宗教的費用

私がこのサイトで提唱しているのは、直葬という方法で1の火葬するための事務的な費用だけしかかかりません。だから見積もたいへんシンプルなものになりました。最大限の見積でも20万〜30万以上かかるわけがありません。それぞれの費用も透明です。たとえば、搬送料金、ドライアイス、火葬料、これはすぐに把握できます。
見積をとってみました実例

 

問題は、2の儀式費用です。

 


仕出し弁当〜。 / ugainovel

 

通夜・告別式などにどれくらいの会葬者が来るかが正確に予想できる人はいません。そして精進落としなどの料理や、香典返し・返礼品なども、不足するよりは多めに用意するのが当然です。そうなると、この金額は変動します。つまり、最初の段階で、きちっと見積できないわけです。しょうがない部分でもあります。どれだけ、良心的な葬儀屋さんであっても、この(2)の部分を正確に見積もるのは難しいことでしょう。これは葬儀屋さんの怠慢や、詐欺行為ではなく、実際に計算するのは、難しいわけです。

 

参考になるのは、ザ・葬儀のコツ まちの葬儀屋三代目が書いたそのとき失敗しない方法の中に上げられている、お葬式の費用の見積もりです。

 

この本は、一般的な仏式(通夜あり、告別式あり)の方法を述べていますが、予算を確定するのを難しい理由をわかりやすくあげています。会葬者の数が読めなかったり、返礼品や仕出し料理の数など、いろいろ変数がある葬式に関しては、見積がある種不透明なのはしょうがない面もあると理解しなければならないようでうす。一般的な葬式の費用はどのように決まるのか

 

 

ただ、ここには、葬儀マンがつけいる隙があります。

 

大手の葬儀社につとめていた小林さんによると、葬儀マンはこの儀式部分を上手に膨らませて、グレードをあげて葬儀費用の総額を大きくしていくそうです。かなり悪徳っぽい感じではありましたが。だからこそ、2)に注意を払わなければならないのですが、それが難しいですよね。(まるで悪徳業者?葬儀屋さんの手口 )

 

また、お布施なども、葬儀屋に直接払うわけではありませんから、これも変動する部分です。そうであれば、私の提唱する方法ですが、葬儀部分は「直葬」のみにしてしまい、予想できる金額ですべてをやりくりし、儀式部分、宗教的部分を省いてしまうことがすっきりして良いのではないかと考えています。これは、人ぞれぞれではありますが。

 

せっかく生前見積、事前見積をとっても、見積書が読めない(見積の意味がない)というのは残念な話ですよね。

 

あわせて読みたい

 

葬儀屋さんと生前打ち合わせをしてみました。



 

これは、私の考えですが、葬式は儀礼を一切取り去り、
出来る限り「シンプル」にしたいと思っています。
私が実際に打ち合わせ、生前見積もりをした葬儀屋さんを
ご紹介いたします。メールのみでのやりとりも可能です。




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