無宗教での葬儀をどのように行うか

無宗教での葬儀をどのように行うか

このページは下記書評の一部です。
【書評】冠婚葬祭でモメる100の理由(島田 裕巳)

 

ある調査によると日本人は50%以上の人が、これは無宗教を標榜するといいます。世界的に見ると4番目に多い割合なのだとか。その割には、お葬式は完全に仏式に縛られているように見えます。ともあれ、無宗教の人が葬式を挙げるためのルールとなると、これまでの慣例がなくどのようにしたら良いか迷う人もでてきているそうなのです。

 

無宗教で見送る葬儀

 

「うちの両親は、ともにポリシーがあっての無宗教です。ふたりを見送るときには、どのようなお葬式をあげればよいでしょうか」(P144)

 

「仏教式の形式のことは忘れ、個人にふさわしい無宗教式の葬儀のやり方を一から組み立て直してみることも必要です。・・・通夜をやり、その翌日に宗教儀式としての葬儀と、お別れのための告別式をやるといった形式そのものを崩してしまってもかまいません。通夜の時には、家族が故人の生き方や死に至る経緯について参列者に語り、親しい方に弔辞をのべてもらう。翌日はそのまま火葬場に直行し、そこでお別れをする。そこまで簡略化するのも、無宗教をポリシーにする方にはふさわしいのではないでしょうか。」(P145)


日本の仏教は、葬式仏教とも揶揄され、その由来をたどって考えていくと、とうてい宗教的な儀式ではありません。完全に商業主義に覆われているために、仏式を規準に考える必要は無いというのが私の個人的な考えです。つまり仏式を「標準」と考える必要はありません。著者が述べるのと同じように、通夜や告別式は全く不要であると思います。慣例ではあるとはいえ、仏式の方法ですし、そこにお布施や戒名がからみ、莫大な金額がかかるわけです。この方式を全くまねる、

 

この方法を「普通」と考える必要はないということです。

 

無宗教葬には直葬が最適

 

その面でも、直葬がもっとも希望にかなっているのではないかと思えます。本書の中に挙げられている質問で「直葬のやり方」を教えてくださいというものがありましたが、それに対する私の考えを書いた記事をご覧ください( リンク  )

 

直葬には宗教的な部分がまったく入っていません。

 

火葬前に読経をあげてもらう人もいるようですが、普通はそれはオプションです。ただ単純に火葬するだけですから、無宗教を標榜する人にはそれが相応しいのではないかと考えます。著者の提案は、通夜になるようなものを自分たちで用意しておくということですが、もちろん、そういうものが一切なくてもかまわないわけですね。

 



麝香草 / 55Laney69

 

以前、私が関わった葬儀でも、葬儀は「無宗教」で行って欲しいという願いを表明されていた故人の願いを入れて、葬儀には一切宗教色を持たせませんでした。通夜も告別式もせず、直葬で故人を見送りました。そして2週後に追悼の集いを行いました。シンプルにやればここまでできるということがよく分かりました。親族は最初、「普通の葬儀」ではないために、少し惑っていましたが、終わってみると、とてもすっきりした良いものになりました。

 

これまで「無宗教」の生き方をしていた人が、死んでからだけ、仏式で葬儀をあげるというのも非常に偽善的です。とくに「戒名」は、俗世を捨てて出家したという意思表示です。死後に仏門に入るという意味なのですが、それも知らずに戒名に莫大な費用をかける人を考えると残念な気持ちになります。

 

生前の生き方を貫いてこそ人生ではないでしょうか。

 

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