決めるべきは「儀式」と「遺骨」

決めるべきは「儀式」と「遺骨」

葬儀恐怖症だった私は、葬式というのはえらく、複雑で面倒で仰々しいものと考えていました。何から考えてよいかわからないので、避けているという面があったわけですが、葬儀本に触れる中での気付きがありました。おかげでシンプルに考えられるようになりました。

 

とりわけ、自らも葬祭業者である一条氏の書籍は参考になりました。感謝の気持ちを込めて、引用します。

 

「自分らしい葬式は何を基準に決めればいいのでしょうか。基本的には次の二つを決めてください。

 

@儀式としての葬式を、どう演出したいか
A火葬後の自分の遺骨をどうしたいか

 

という二つです。」(P81)

 

 

複雑に見える葬儀も、実は分解してくと「儀式」か「遺骨」をどうするかだけです。そして、この部分にこそ、莫大な費用がかかります(かけようと思えば)。自分でしっかり、自分の考えを決めて、選択しておくのは大事なことです。私は仏教徒ではありませんので、一般的に「普通」と言われても、仏式の葬儀は行わないことに決めました。
可能な限り、無宗教形式で「葬儀」部分をこなし、「遺骨」を処理します。

 

ちょっとドライですが、こういう見方もあるのだ、とご理解ください。

 

「儀式」をどうするか?

早い段階で、このコトに対する自分の考えは決まりました。叔父の葬儀を経験したのも大きかったと思います。私が選択した葬儀は、一般的に行う葬儀の儀式(通夜・告別式)は一切行わないというものです。

 

そのため、儀式的要素を一切省いた「直葬」というスタイルで行うことにしました。

 

直葬は、火葬を中心にしていますので、火葬式ということもあります。しかし、基本的には一切儀式要素の無い、シンプルな葬儀手順と考えることができます。

 

直葬に関しては、こちらの頁を御覧ください。
ボクのお葬式(直葬)の流れ

 

御覧頂いて非常にシンプルなものであることが分かると思います。ただ、焼くだけですからね。それに伴い、搬送料やお棺などを考えると、やはり葬儀社は依頼したほうが良かったので、私はこのサイトで紹介しているシンプルなお葬式を使いました。約15万くらいですべてを終えることができるわけですが、全国平均の100万超えから見ると、ずいぶんリーズナブルに抑えられているのではないかと思います。

 

安置場所をどうするか、わずかでも手伝ってくれている身近な親族をもてなすには、いろいろ考えることがありますが、多くても20万〜25万までの間で、すべて「儀式」は賄えそうです。これは後述しますが、私は「お別れ会」は企画しようと思っていますので、これは別途費用を計算していきます。

 

「遺骨」をどうするか?

続いて「遺骨」をどうするかという問題です。お墓に入れる、菩提寺(あれば)との関係、永大供養などこの部分もヘタするとたくさんお金がかかってしまうポイントです。
また、予め決めておくことが必要でしょう。我が家では、父方の父祖は墓を持っていますが、母方はドライな感覚で当初から共同の遺骨埋葬所に遺骨を処理しています。おそらくは父も母も、お墓に入るつもりは無いといいます。私は一人っ子ですし、現在、子どもがいません(たぶん作りません)そうすると、お墓を代々守っていくというその仕組みが機能しません。

 

ですから、お墓という選択肢はありません。そうなると、散骨という選択肢を自然に選ぶことになりました。

 

「儀式」と「遺骨」

 

海への散骨、樹木葬、宇宙葬など、さまざまな方法がありますが、実は一切費用をかけずに行うことも可能なんです。日本の法律では、火葬するというルールだけはあるのですが、その後、「遺灰をどうするか」は規定されていません。

 

ですから、家にずっと置いておいても、

 

遺灰であれば(遺骨を砕く必要がある)、
お庭に埋めても構わないわけです。

 

究極的ですが、0円で可能です。そもそも、遡ると、骨揚げ(収骨)の儀式のために火葬場では火力を調節し、遺骨が「あえて」残るように焼いています。出来る限り、遺灰にしてもらい、例えば、部分的な骨だけを持ち帰り、散骨する。これも、スタイルとしては「アリ」なのです。あまり知られてはいませんが、法的に規定されているのは僅かな点だけで、あとは伝統とか、風習の影響が大きいようですね。

 

こうしますと、基本的に、私の葬儀一式は20万以内で終わるという計算になります。(お別れ会などのセレモニーは計算していません)

 

あわせて読みたい

葬儀屋さんと生前打ち合わせをしてみました。



 

これは、私の考えですが、葬式は儀礼を一切取り去り、
出来る限り「シンプル」にしたいと思っています。
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