エンディングノート

自分の死後の後片付けや葬儀は誰が行うか?遠い親族に迷惑かけたくない・・。

自分の死後の後片付けや葬儀は誰が行うか?遠い親族に迷惑かけたくない・・。

 

自分の亡くなった後に、最後の整理をしてくれるのは一体誰だろうと考えていました。私の場合は家族がいますが、家族がいない人の場合、親族と疎遠の場合、こういう場合に、葬儀から遺品整理、部屋の片づけを誰にお願いするか、これってけっこう深刻な問題になっているのではないかと思いました。誰でも自分の死後に「迷惑をかけたくない」と思うものですが、何の準備も無いままに逝くと、大迷惑がかかるのでは?と。

 

ということで、死後の後片付けをスムーズに行う方法を、調べてみましたよ!

(対談)自分の死後に「迷惑かけたくない」

ヨシノリハラなぜか?自分の死後のことって気になりますよね。自分はもうすっかり関係ない(何もできない)のに。特に、死んだ後に誰に葬儀の一切合切をやってもらうか?とか、部屋の後片付け(遺品整理)とか、公共料金の支払いとか契約の解除とか、色々気になります。私の場合だと、妻がいたり、父母がいたりするわけですが、この高齢化のご時世ですから、だんだん、自分が親族で最後の一人になるという可能性もありますよね。

 

親族や身寄りがいないわけではないけれど、迷惑をかけたくはない。だいたいからして、ほとんど連絡もとっていない、行き来も無いような親族の死後の片づけを全部任されると、ほんと迷惑だろうし。そんな印象を最後に持たれるってのも本当にたまらないような気持になりますね。

 

パパノリハラそうですね。今の終活ブームの、根っこにあるのは、この「迷惑をかけたくない」とか「自分のことは自分で責任を持ちたい」という強いねがいのように見受けられます。とはいえ、死んでからのことに責任を持つ必要って本当は無いんですけどね。そこまで考えなくてよいというか。まあ、それを言っちゃおしまいよ、という感じもありますが。

 

ヨシノリハラでも、現実問題として、誰が、死後の後片付けや葬儀を行ってくれるんだろうか?というのは深刻な不安になっていると聞きますね。何が良い方法があるんでしょうか?

 

 

 

おひとりさまの老後不安を解消する死後事務委任契約

パパノリハラそうですね。現実的には「死後事務委任契約」というものがあります。行政書士や司法書士などの、法人とこの契約を結ぶことで、死後の一切合切の「手続き」は任せることができます。例えば、死後事務委任契約で扱える範囲には下記のようなものがあります。

 

死後事務委任契約で扱える範囲


・家族や友人などへの死亡の通知
・生前の医療費などの未払い分の代理精算
・家賃・地代・管理費等の支払いと敷金・保証金等の支払い
・老人ホーム等の施設利用料の支払いや入居一時金等の受領事務
・通夜、告別式、火葬、墓石建立、納骨、埋葬、永代供養の事務
・行政官庁等への諸届け事務
・遺品整理業務(家財道具や身の回りの生活用品の処分)  

 

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ちなみに、こうした、いわば後処理は、遺言では指定できないものなんです。遺言はあくまでも財産の処分や分配に関係したものですから。だかこらこそ、死後事務委任契約を結んでおくと安心感があります。

 

ヨシノリハラ ほう〜〜!良い方法があるんですね。親族に頼れない場合も少なくないと思うので、こういう後処理はすべて、片付いているというのは、ずいぶん気持ちが楽になりますね。何か、この方法でデメリットになることはありますか?

 

パパノリハラそうですね。注意点は二つではないかと思います。

 

ひとつに、特定の個人(友人・知人)や個人事務所の行政書士などとこの契約を結ぶのはリスクがあります。生々しい話ですが、どちらが先に死ぬか分かりませんからね・・。また契約して事前に料金を支払っておいて、ドロンされるというリスクもあります。安定している法人(しかも死後事務委任契約の実績あり)と契約を結べば、少なくとも、手続き的な後処理は心配しなくてすむかもしれませんね。

 

ふたつめに、死後事務委任契約の委任者の地位は相続人に相続されます。もし、相続人が相続後に「そんな話は聞いてない、契約を取り消したい」と言われれば、簡単に委任契約は解消してしまうということになります。相続人に事前に同意をとっておくということが大事です。

 

ヨシノリハラなるほどですね。まあ、迷惑をかけたくないということなので、これは、事前に伝えておくのもそれほど難しくないかも。相続人にとってもメリットがあるでしょうしね。死後事務委任契約を積極的に引き受けている、事務所はあまり聞いたことが無かったですが、ネットで探してみると、そこそこヒットします。

 

あとは実際に話し合って(まあ、料金体系とかも色々あるし・・)決めていきたいなと思います。

 

まあ、それにしても、こういうのって、ちょっと見栄が関係する感じがしますよね。「死ぬ前に残される人のことを考えてずいぶんきれいにしてくれたね」、みたいな評価を受けたいって気持ちが根っこにある気がしてます。死んでから、自分がどう評価されるか、迷惑をかけたと言われるか、キレイに逝ったと言われるか、なんかそこらへんを自分でも気にしている気がしてきました。

 

パパノリハラまあ、終活ってそんなもんなんですよ(笑)

まとめ

自分の死後のことを心配するって、人間ってほんと、ナンセンスなところがあります。でも、それが気になってしょうがないというのも人間です。自分だけの問題ではなく、他の人とのかかわりの中で生きているわけだから。最後の最後に、他の人に迷惑をかけるというところに、過剰に反応が行くというのは理解できることです。死後事務委任契約は、気持ちを少し楽にしてくれますね。

 

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