ポックリ死ぬには何が必要か?97歳の祖母の大往生に学ぶ!

ポックリ死ぬには何が必要か?97歳の祖母の大往生に学ぶ!

ポックリ死ぬには何が必要か?97歳の祖母の大往生に学ぶ!

 

不謹慎な話題かもしれませんが、ポックリ死ぬには何が必要かを考えています。というのも、うちの祖母、97歳は、まさに絵にかいたような「ポックリ死」でした。最後の最後まで、大いに食べ、笑い、人生を楽しみ、わずか1-2分の間に絶命してしまいました。これぞ、理想的?なポックリ死でしょうか。

 


ポックリ名人。

 

帯津さんの言うところのポックリ名人ですが・・・孫の立場から、そのコツを考えてみたいと思います。

(対談)ポックリ死んだおばあちゃんのお話。

ヨシノリハラ おばあちゃんは97歳でまさにポックリ亡くなりました。背中が痛いと言い出して、家人がサロンパスを背中に貼っている最中、気がついたらすでに息が止まろうとしていたとのことです。診断は大動脈解離。老化した血管が裂けてしまい、そのまま命を失ったとのことです。

 

さすがに、家に同居していた家人はびっくりしてしまったようですが、、、。そのまま、呼吸が戻ることが無かったので、何の苦しみも無く亡くなったと言えます。おばあちゃんの葬儀の時には、同年代(10歳くらい若いご近所のおばあちゃんたち)がたくさん来て、「いや〜うらやましいよ〜、私もポックリ逝きたいよ」と口々に言っていたのが印象的でした。

 

パパノリハラ 私の母にあたるわけですが、まさに見事なポックリでした。一日お出かけし、その晩も普通に食べ、テレビを見て、何の前兆もありませんでした。最後まで耳も目もはっきりして、自分で歩いて出かけることもできたわけですから、うらやましがられるような死に方だったと言えるかもしれませんね。まさに、ポックリ。または、ピンピンコロリ。

 

ですが、実際にはこのような亡くなり方は日本では難しいと言われています。すぐに病院に運び込まれて蘇生されるから(参考:【悲報】日本ではポックリ死するのが非常に困難なことが判明)。うちの母の逝きざまを考えてみましたが、ポックリ死ぬためのポイントはたった一つだったように思います。

 

ポックリ死ぬには「余計な治療」は受けない

とにかく、病院とか薬とか余計なものは取り入れない人でした。だからといって、意固地になって民間療法にこだわるとか、そういうのもなくて、「痛いってことは生きている証拠だよ」とか言ってサロンパスを貼るとか、その程度。なんだかんだと病院に行くってことは無かったですね。97歳にもなれば、検査をすれば、あちらこちら、悪いところはあったでしょう。でも、いまさらそんなこと知ってどうするのか?ってくらいにね。

 

帯津先生と親交があったある高齢の女医さんの話をしているわけですが、なかなか悲惨な延命治療の現状が透けて見えます。

 

「ついには気管に管を入れて人工呼吸器をつけることになってしまいました。ところが本人は意識があるから管が入っていることが苦しい。人工呼吸器を取ろうと暴れるので手を縛って抑制されている。食べられないから点滴で、おしっこは管。その前で娘さんが泣くのです。 あれだけモンゴルでみんなに慕われたお母さんの最期がこれでは嫌だと。

 

・・・二週間ぐらいしたあと、また電話があり、病院を変わったというので、再び行ってみました。大きな病院には長くいられないので、小さな私立の病院に移ったのだそうです。そこは一〇人部屋で、全員がおばあさんでした。全員が白髪で、顔もそっくり。半数は人工呼吸器がついて、全員が手足を縛られている。  そこへヘルパーさんたちが来て、私たちがいるのにもかかわらず、ひどくぞんざいな口調で、態度もなげやりに病人の世話をしているのです。  これはもはや「医療」ではないと思いました。 しかし、だからといってどうしようもありません。  やはり、この人たちは「死に時」を誤ってしまったのだと、複雑な思いを抱きつつ、病院をあとにしました。」

 

達者でポックリ。東洋経済新報社  帯津 良一

 

暴れるのでベッドに手足を括りつけられて、療養型の病院で延々と生かされてしまう・・・これは老人医療の持つ負の側面をはっきり表しています。近隣の療養型病院に行くと、まあ、こういう状況よく見られます。うちの母は、必要以上には病院に行かなかったのが、良かったですね。まあこれは結果論ですが・・。

 

ヨシノリハラ 確かに、健康にこだわりのあるおばあちゃんでは無かったですよね。私は糖質制限をしているのですが、おばあちゃんがカレーを平気でお代わりしているのを見て、悲しくなりましたもんね。糖質制限、ほんとに必要あるの?って。

 

パパノリハラははは。97歳の人が好きなように食べ飲んでいるのに、ヨシ君は器が小さいねぇ。健康になっても長生きできなきゃ意味ないよね。ちなみに、血圧もかなり高めだったけれど、あまり気にしていなかったみたい。

 

そうそう、

 

帯津先生の本には面白いこと書いてあって、降圧剤を飲むとポックリ死ねなくなるって言うんです。

 

薬で血圧を下げるとポックリ死ねない

「血圧を低めに抑えると、「脳出血」は抑えることができるのですが、今度は「脳梗塞」になるリスクが高まるのです。だから降圧剤が普及したから脳梗塞が増えたという人もいるほどです。・・・特に脳梗塞は発作起こしても命が助かる確率が高い。しかしその後は後遺症が残って、寝たきりになってしまうことも多いのです。」(達者でポックリ 帯津良一 東洋経済新報社)

 

まさにだね、うちの母は、余計な治療は一切していませんでしたから、かなりの高血圧でもありました。90を越えると、特にお医者さんも強く薬を勧めたりはしないんだよね。まあ、うちの母の場合は、自然の理どおり、命の灯がきれるべき時にきれたって感じだろうね。あれはあれで、清々しい逝きざまでした。

 

ヨシノリハラ 医療完全否定派とか、民間療法派とかではなく、ほんと、健康自体にも大した関心が無さそうでした。ただただ、毎日を幸せに生きていたようで、最後もポックリ。これはひとつの理想ですね。どこかが痛いとか、どこか具合悪いとか、いちいち大騒ぎしていると、ほんといざという時に、色々チューブをつけられ、器具をつけられ、簡単には死ねなくなるんでしょうね。

 

尊厳死を望むリビングウィル
パパノリハラ そうだね、うちの母は、尊厳死を望むリビングウィル(生前の意思表明)を持ってましたね。年齢も年齢だから、最後まで延命治療を受けることを望まなかったというのはハッキリしていたかもしれませんね。同年代の人が「生かされている」ような形で病院に収容されている姿は嫌っていたから、まあ、当然だよね。

 

参考:日本尊厳死協会

 

その延長で、病院自体あまり行かなかったのかも。でも、それが母の場合正解でしたかね。いろんな生き方(逝き方)があるけれど、あ〜、あれもいいなぁと思える姿でしたよ。

 

ヨシノリハラ不思議とみんな悲痛な気持ち無かったですもんね。おばあちゃんの葬儀もさわやかでした。この経験があって、私も、このサイト作っているわけですから。ほんと、おばあちゃんには感謝だね!僕らもああ逝きたいものです。

まとめ

ポックリ死ぬには?帯津さんの本を読んで考えていましたが、実に身近に良い手本がありました。最後は多少、肥満気味ではあったけれど、全く病院通いもしないままポックリ逝った祖母。あの姿を見ると、すべての健康法に意味を感じなくなってしまうんだよね。悲しいね!

 

ちなみに、祖母は、死ぬ予定も無かったのか(考えていなかったのか)葬儀のこととか、終活とか、まったく無縁の人でした。だからこそ、長生きしたのかも?という気がします。そう考えると、私は、早死にまっしぐらな気がしています・・・(;´д`)トホホ

 

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