「リビング葬」の可能性に開眼!直葬・シンプル葬に彩りを添える

「リビング葬」の可能性に開眼!直葬・シンプル葬に彩りを添える

「リビング葬」の可能性に開眼!直葬・シンプル葬に彩りを添える

 

以前よりは明らかに、直葬・シンプル葬は社会のコンセンサスを得てきたという感じがしています。しかし、一般社団法人日本消費者協会がまとめた「葬儀についてのアンケート調査」(第10回、2014年1月) によると、直葬・シンプル葬に関して、意外に冷めた・クールな回答が多かったことが指摘されていて興味深く思いました。

「故人の希望なら仕方ない」(38.9%)
「あまりにも味気ない」(38.6%)
「できれば自分はそうしてほしい」(25.3%)

 

大げさなお葬式はしないでほしい、できるだけシンプルにという意見が大多数かと思いきや、いざ、直葬のように極限までシンプルさを際だたせた葬式となるとそこまで踏み切れない現実が見て取れます。そこで、直葬・シンプル葬という通夜や告別式というイベント部分を排除した葬儀でありながら、彩りを添える方法として、最近、脚光を浴び始めている「リビング葬」をご紹介してみようと思っています。この方法には私も魅力を感じています。

 

参考:多様化する生きかた、死にかた: 終活、介護、葬儀、遺品整理まで (Mic9) Kindle版 Mic9 (著)

(対談)直葬に付加価値をつけた「リビング葬」の可能性

ヨシノリハラ 直葬や一日葬など、できるだけ葬儀をシンプルにしようという流れは確実に高まっていますね。その一方で、いざ、葬儀というその場になると「あまりにもみすぼらしくないか」とか「貧相に見えないか」とか「常識」的な葬儀ではないという感覚に足を引っ張られてしまう人が多いように見受けられます。

 

パパノリハラ確かにそうですね。今は葬儀に関する価値観が揺れ動いて、新しいものが生み出される過渡期だと言えるかもしれませんね。宗教意識が希薄になってきたこともあり、仏式の葬儀に必要以上にお金をかけないという価値観が多くの人に根付いています。その一方で、生と死を隔てる一つの「場」としての新しい形の葬儀が求められるようになっています。

 

「リビング葬」の可能性

最近、直葬・シンプル葬とあわせて、「リビング葬」という新潮流があることを知りました。ヨシ君も関心を持って、パンフレットを集めたり、実際に葬儀場を見に行ったりしてましたね。

 

リビング葬とは?

「リビング葬とは、お通夜から葬儀・告別式まで、葬儀場内に作られたリビング風のスペースで行われるお葬式のことです。

 

葬儀場によってさまざまですが、リビング葬専用の施設としては、リビングルームをはじめ、和室、洋室、祭壇、休憩所、応接室、ホール、トイレ、バスルーム、洗面所、ロビー、事務室、応接室、トイレ(車椅子用トイレ)、コインロッカーなどがあって、まるで自宅で葬儀を行うようなスペースになっている点が特徴です。中には、ペットルームを設置している施設もあります。  近年、親族などの近親者や親しい友人だけで執り行う家族葬が一般的になりましたが、リビング葬は家族葬の一種と言ってよいでしょう。リビング葬は、靴を脱いでリビングルームやその他施設を自宅にいるかのように使用できます ・・」

 

多様化する生きかた、死にかた: 終活、介護、葬儀、遺品整理まで (Mic9) Kindle版 Mic9 (著)

 

ヨシノリハラはい、地元の葬儀屋さんで一括で資料を取り寄せた際に「リビング葬」のパンフレットが入っていて、興味を持ちました。

 

「リビング葬」の可能性に開眼!直葬・シンプル葬に彩りを添える
(ダビアス北海道のチラシ)

 

プランの詳細を見てみると、基本は通夜や告別式などのイベント部分は無く(20名以下の家族葬スタイルなので、簡易の葬儀を行う可能性もあり)、基本、直葬スタイルなのですが、遺体を安置し弔問客を迎えるにふさわしい「場」を貸してくれるという「貸部屋」サービスという感じであることに気づきました。確かに、私のプランではイベントとしての葬儀は極力カットしたいと思いましたが、弔問客を迎え入れたり、親族と語らう「場」はどうしても必要だと感じていました。この願いにまさにフィットすると感じています。

 

リビング葬(直葬型)の値段

「当然ながら通常のお葬式より費用がかかります。施設内容により大きく異なりますが、式場利用料のほか宿泊料金を数万円以上支払わなければならないようです。また、リビング利用のほか、食事のデリバリーや供花などについてもオプション料金がかかる場合もあります。リビング葬は、新しい葬儀施設の形態として注目したい反面、費用については見積もり内容と準備資金を比較しながら、入念に検討することが望まれます。」

 

多様化する生きかた、死にかた: 終活、介護、葬儀、遺品整理まで (Mic9) Kindle版 Mic9 (著)

 

直葬・シンプル葬に徹するなら15万〜20万の中で行えます。しかし、リビング葬のようなスタイルを取り入れるなら、「場所」代としてどうしてもさらに10万近くはかかる印象です。いくつか具体的に調べてみましたが、私の住む札幌ですと、30万を出せばリビング葬を行えることが分かりました。

 

ダビアス リビング直葬(30万)

 

ウィズハウス リビング葬(35万)

 

コープさっぽろフリエ(30万)
(厳密にはリビング葬ではありませんが、葬儀(イベント)無で直葬スタイルで会場だけ貸してくれるプランがだいたい30万でした)

 

パパノリハラ まさにヨシ君の考えているような葬儀のニーズがいま多くなっているんだろうね。まあ、私たちの場合は、家族だけで集まって「儀式」は必要が無いので、そうすると30万前後で収まる簡易な葬儀が行えそうですね。新しいサービスだけに価格は、まだ必ずしも安くないようですが・・今後確実に伸びてくる、需要がある葬儀スタイルと感じますね。

 

ヨシノリハラ私自身、ひたすらに安くというシンプルなお葬式のようなプランを検討したことで、従来のお金がかかるお葬式のイメージを打破できました。また同時に、従来の葬式が持つような「場」の癒しの意味も理解できました。良いとこどりのようなリビング葬はうちの家族の、または私の葬儀でもぜひ使ってみたいと感じてますね。

 

地元の葬儀屋さんから見積もりをとる際に「リビング葬」の詳細を教えてもらえるように依頼すると、いくつか候補を送ってくれます。私も、この一括見積で地元のリビング葬業者を見つけることができました(参考:【実録】地元の葬儀社と事前打ち合わせをするために見積もりを依頼してみました)。おすすめですね。

 

パパノリハラいつになく、ヨシ君リードで対談が終わりました。ちょっと悔しい気もしますが、やはり自分で興味を持って調べていると、自信があるようですね。何よりです。私の葬儀の時はお願いします(ブラックジョーク)。

まとめ

故人を偲ぶためのイベントとして、必ずしも旧来の仏式葬儀(通夜や告別式)は必要が無いと思います。ただ、それに代わる方法がハッキリ分からないので、なかなか、その「常識」から抜けられないのだと思います。直葬・シンプル葬は非常にシンプルであり、合理的ですが、確かにイベント部分が無いという弱点がありました。直葬+リビング葬は、まさに、この直葬の弱い部分を補うものとして、大いに注目されています(個人的にですが)

 

私の地元の札幌の例しか掲載できませんでしたが、地元の葬儀社でのリビング葬をお探しの場合は、下記の見積もりをざっくり投げてみるのがお勧めです。やはり、餅は餅屋(葬儀は葬儀社)で、ネットにもない情報を色々引っ張ってくれます。お勧めです。
参考:【実録】地元の葬儀社と事前打ち合わせをするために見積もりを依頼してみました

 

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葬儀屋さんと生前打ち合わせをしてみました。



 

これは、私の考えですが、葬式は儀礼を一切取り去り、
出来る限り「シンプル」にしたいと思っています。
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