(2)家族と考えを共有する

エンディングノートはいつから書き始めるか

私は前職は文房具屋ですから、ちょうどエンディングノートが流行りだした時期に店を開けていました。新聞でも特集されたり、お客さんからの問い合わせも多かったです。エンディングノートは今や日記に続くひとつの大きなジャンルに成長しました。

 

コクヨのエンディングノートと遺言書キットは自分用を買いました。

 

 

 

ところが、これを書き出すのは、なかなか簡単ではない。

 

いまだに、ノートは白紙のままです。

 

自分の人生の総決算のようなノートです、今ここで、まとめてしまって良いのか。自分の考えは、どんどん変わっていくのではないかと思うと、なかなか書けません。そんなことしているうちに、ポックリ逝ってしまうかもしれないのに。

 

ただ、エンディングノートに手をつけたことは間違いではありませんでした。

 

終活について話し始めるきっかけになる

エンディングノートという具体的な「モノ」があることで、終活について話すきっかけになります。エンディングノートやその中身に、関心を持たない人は基本的にいないように感じます。だれもが、興味津々でノートを開きます。実際に書くかどうかは別としても・・。

 

だからこそ、今、自分が考えておかねばならないことや、決めておくべきこと、真剣に考えているというアピールには良いのではないかと思えます。もし、突然亡くなったとしても、生前からエンディングノートをつけていることを覚えていてもらえば、きっと故人の遺志を尊重してくれるのではないかと思います。探してくれてね。

 

 

書くのは「引き継ぎ」と「希望」

エンディングノートの書き方に関して、非常に役立つアドバイスだったのは、意外にも、遺品整理業のプロが書いた本でした。

 

 

書評もしました。これ、かなりイイ本です。
【書評】もしものときに迷わない遺品整理の話

 

著者は、遺品整理の場所で、書きかけのエンディングノートを無数に見ています。残念なことに、最期までちゃんと書いたノートは発見したことが無いそうです。(遺品整理の業者にも見られるのか???と思い、ちょっと恐ろしくなったね)何を書くかを迷っているうちに、亡くなってしまうことが多いのだろうと思います。そこで、大変、役立つ視点を提供しています。

エンディングノートを職場の引き継ぎメモだと思うこと

エンディングノートはいつから書き始めるか

 

自分がいなくなると(退社)、遺された人が困るものをとにかく事務的に書きます。必要な備品の場所や、問い合わせへの応対の仕方など。ここには「希望」や「願い」などはいれません。とにかく、自分がいなくなって滞ることが無いように、書いておきます。

 

しかし、引き継ぎを終えて、飲み屋さんにいけば、「実は、オレは、こういう夢をもってこの仕事やってきたんだ」「オレの遺志を継いでくれるか」とか、希望を口にしたりするかもしれません。希望は、あって当たり前ですよね。故人の「思い」は当然あるのですがそれを、引き継ぎメモとなる、エンディングノートに書きまくってしまうと、遺族はがんじがらめに縛られてしまうことになります。希望は控えめに、引き継ぎはハッキリと。自分の「思い」は、ほんと、最期のときに、遺書に書くと良いかもしれませんね。前述の「遺品整理」の本を読んで、エンディングノートに関する悩みは解消しました。

 

とりあえず、事務的なことから少しずつ、書いていこうと思います。

 

あわせて読みたい

 

葬儀屋さんと生前打ち合わせをしてみました。



 

これは、私の考えですが、葬式は儀礼を一切取り去り、
出来る限り「シンプル」にしたいと思っています。
私が実際に打ち合わせ、生前見積もりをした葬儀屋さんを
ご紹介いたします。メールのみでのやりとりも可能です。




直葬・火葬式可能なシンプルなお葬式プランが安い(資料請求)



スポンサードリンク

関連ページ

どのように「葬儀」の話題を切り出すか
家族と「葬儀」について話し合うのは気が進みません。どうやって話題を切り出すかを考えてみます。