【書評】ぼうず丸もうけのカラクリ

【書評】ぼうず丸もうけのカラクリ(ショーエンK)

「ぼうず丸もうけ」のカラクリ

 

【目次】

(「BOOK」データベースより)
第1章 お釈迦さまもびっくりする「この世の楽園」(「時給50万円」が、安心の、即日、現金一括払い!/100年に1度の不況にもビクともしない「お布施バブル」 ほか)/第2章 「お金の極楽」はお寺にあり(「お賽銭箱」は、住職のお財布につながっている?/「お供えもの」は、感謝とともに胃袋へ ほか)/第3章 お寺に隠された「秘密」(「ぼうず頭」で誰でも210万円ゲット/「敷金、礼金、家賃なし」早起きは「1億円」の得 ほか)/第4章 お坊さんも大変なんです…(お布施の「遣い方」、実は、悩んでます…/新米お坊さんの仕事初めは、「ちょっと違う」 ほか)/第5章 お寺との「お付き合いの奥義」(禁断の最終奥義。住職との「お布施、交渉術」/ベールに包まれた「お布施の正体」 ほか)

 

これ?大丈夫ですか?私は、仏教徒では無いのですが、同業者(僧侶)の恨みを買っちゃうんじゃないの?と気になってしまいました。書いたのは現役住職(若くして寺を継ぐことになった)で、税理士でもあるということでお金とお寺の関係を赤裸々に(かなりふざけた口調)で書いた本です。

 

このサイトでは安く葬式をあげる方法について、自分で調べたことをまとめてますがどうしても葬式仏教・お布施・戒名について触れる機会もあり、これも外せない分野です。しかし、裏を知ると、宗教を信用できなくなるような記述に満ちています。著者によると、これにより、仏教への関心を深めてほしいとのことでしたが、逆効果になるような気がしないでもありません。大丈夫でしょうか?ご本人も悩まれたようです。

 

 

この本の「原稿」を書いている間、僕は「バチ当たり」なことをしているのだろうか、とずっと悩んでいました。「お寺って、そんな世界だったの?」と、信心深い人の気持を裏切ることにはならないだろうか・・。お寺の裏側のお話は「知らぬが仏」なのかもしれない、という思いが、たびたび筆を止めます。」(P189)

 

「5章は多くの日本のお寺にとっては、言ってほしくない情報」ですが、このまま悲しむ人が増えるのは、見ていられませんでした。たとえ、ほかのお坊さんたちから「裏切り者」と呼ばれても、「遺族の方の将来のため」に「勇気」を出して筆を進めました。」(P192)

 

「これらを、本全体を通して、「愉快なテイスト」でまとめることで、どうしても「お葬式ばかりの暗いイメージ」が強い「お寺の印象」を、できるだけ明るくお伝えしたかったのです。」(P193)


貴重な内部告発の書として(すべてを信じるわけではありませんが)葬式と仏教の関係をドライに見つめなおすために、私は情報として活用させてもらうことにしました。
てなばしで誰にもおすすめというわけではありませんが、葬式仏教の実態を知りたい人には貴重な資料になるかもしれません。

 

 

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